6月23日(日)8時 雨 気温15℃
数日前から天候は雨と予想していたものの、まさかこんなに寒いとは思わなかったため、防寒対策を怠ったことに反省。幸いレインジャケットがあり助かった。これがなければ低体温症になっていたと背筋が凍る思いをした。
前日受付をした諏訪市文化センター隣接の駐車場に車を停め、スタート地点まで約6kmほどロードバイクで移動したが、レースに慣れている猛者たちは雨・防寒対策として既にウェットスーツ着用で移動。
最小限の荷物で防寒にウェットスーツ着用とはなんて合理的なんだろうと感心し、真似ようと思ったが、なにしろ私のウェットスーツは13年前に購入した古着。ゴム生地が硬く、重いし、着ているだけでも息苦しくなるため、とても真似できなかった。
猛者たちのウェットスーツをよく見ると、上下セパレートで前ジッパーのオーダーメイドだとすぐ分かった。
この時、ウェットスーツの大切さが身に染みて分かった。しかしホビーレーサーの自分にはそこまでコストを掛けるつもりは無い。次回はちゃんとレンタルで用意しようと反省した。
今年最初で最後の一度きりのトライアスロンレース、寒さは気合いで乗り切ると覚悟を決めたものの、あまりの寒さに試泳ギリギリまでウェットスーツ半分着た状態でレインジャケットを羽織り、とにかく身体の保温だけに専念した。

スタート前の試泳に入る直前、隣の方に背中のジッパーを締めてもらい(笑)試泳突入。
視界ゼロ・・・
前が見えなく位置が分からない。慣れていない顔出しクロールで進むものの、疲れて普通のクロールに戻すと誰かとぶつかる、蹴られる。どツボにハマったのか、ぶつかって前に進めない。
だんだん呼吸が苦しくなって、ウェットスーツの締め付けも重なり、呼吸困難になってしまった。早く岸に上がりたいと思っても前に進めない。焦って半分溺れた状態でやっとのことで岸に上がり、背中のジッパーを下ろし呼吸を整えた。
マジか、レース前に瀕死の状態?
防寒対策といい、ウェットスーツといい、対策が甘く舐めてたと反省したものの、この状況をどう乗り切る?と自問し、スイムは後ろからゆっくりスタート、人混みのインコースには近づかないと決めた。
室内プールで泳いでいるイメージで力を抜いてリラックス、水は友達、この場にいるだけでラッキーと言い聞かせ、のんびり泳いだら不思議と前に進む、苦しくない。
行けるいける!なんだ楽勝!別にタイムなんて関係ないし(笑)
この視界ゼロの状況、非日常体験を楽しみに来たのだから、楽しくて当たり前と思いつつも、早く岸に上がりたいと思った。
スイムラップ23分54秒。スイム順位517位
次にバイクパートだが、八ヶ岳に向かう登坂が多いコース。登坂で順位を一気に巻き返す作戦で臨んだ。身体もスイムで暖かくなってエンジン全開と思ったが、ここは冷静にと自分に言い聞かせ、下り坂のスピードコントロールとパンク防止を念頭にスイム同様、人に近づかないようにした。
平均速度時速25kmキープを目標に、登坂で一気に追い抜く作戦。
マンホールの蓋、冠水した路面に十分注意を払いながら平均速度25kmペースを守った。
途中、「落車〜」と叫び声が聞こえたり、何台か救急車とすれ違ったりと、とてもスリリングなライドでしたが、絶対に落車だけはしないと言い聞かせながら走った。
下り坂はスピードをコントロール、登坂で一気に追い抜くの繰り返し。

天気は雨、曇りの繰り返しだったが、それでも景色がいいのだから快晴だったらどんなに素晴らしいだろうと考えると、また来年もこの大会に出たくなる。
バイクラップ2時間34分23秒。バイク順位413位
登坂が多い中、平均速度27kmで走ってきた。
練習では絶対に出せないスピード。
最後はランパート。
雨の影響で通常20kmから16kmに短縮。
自分にとってはラッキーだったかもしれない。疲労感があまりないし、もしかしたら1km5分40秒台で走れるかもしれないと欲が出てきた。
寒さやウェットスーツ、試泳で溺れたこと、パンクや落車の心配の壁を乗り越え、後は淡々とゴールを目指して同じペースで走るだけ。
ここまで来ればもう安心。最悪歩いてでもゴールができる。
大会関係者、ギャラリーの皆様、快く送り出してくれた家族、友人、そして自分の身体、この大会に出られた幸運に心から感謝し、充実感を味わいながら走る気分は最高に良かった!
これだからトライアスロンはやめられない。
ランニングしている間は、贅沢だな〜、最高だな〜、幸せだな〜と噛み締めながら、味わいながら走った。
ランラップ1時間40分56秒。ラン順位360位。男子総合358位
リザルト名簿を閲覧したら参加者1,000名。完走者710名。リタイヤ290名。
約3割がリタイヤしたが、この天候では仕方ないと思った。
私のようなホビーレーサーは、速さや比較に価値を置かない。
健康に価値を置き、貯筋(貯筋肉)するだけ。私にとってレースイベントはお祭りで楽しむためのもの。
レースそのものが自分へのご褒美という認識だ。
年齢50歳、人生の後半をスポーツイベントに参加して存分に楽しもうと思うし、これで培った体力は社会に還元したいと考える。



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